8月25日に発売された、KEYTALKのNEW AL「ACTION!」
フルアルバムとしては7枚目(メジャー6枚目)
メンバー曰く『原点回帰』をコンセプトに、セルフプロデュースを主体とした作品だそうな
発売約1ヶ月前に彼らの恒例?となったトレーラーが公開
因みに彼らはメンバー全員が作詞作曲を手掛けている為
ガチめなファンの間では(サビのみ公開時点で)「この曲は誰が作ったのか」という予想合戦が繰り広げられたり、られなかったりした
かく言う私もその1人で、ある程度は予想しながら先行発表曲、CDリリースを楽しみに待っていた
ここでは実際に聴いてみた感想を交え1曲ずつ解説していきたい
CDで聴きたい!という方にはネタバレ的要素が十分に含まれるのでご注意して頂きたい
ちょっと気になるけどまだ聴いてない…という方は、この記事に全曲音源映像が貼付してあるので是非。
このアルバムきっかけだとか、まだファン歴が浅い方には「この曲は○○っぽい」といった雰囲気が近い曲を語っている箇所が多分にあるので
過去のお薦め曲として是非参考にしてほしい
1.宴はヨイヨイ恋しぐれ
MV先行発表曲。多分アルバムリード曲
まず冒頭のベースがかっこよすぎる。個人的にベースから始まる曲は8割増説
「YURAMEKI SUMMER」「Summer Venus」等と並ぶ
THE・首藤義勝でありTHE・アルバムの1曲目といったパリピソング
彼らのお家芸とも言えるハンドクラップも多用されていて、早くフェス(ライブ)で盛り上がりたい1曲
またMVは演奏をメインとしながらもZOOM風?コロナ禍を取り入れたユーモラスな作品となっている
最後の八木氏の「にゃーいっ!」がかわいすぎる。とても32歳とは思えにゃい
あと実は自家発電の曲だったと知った時のショック
2.サンライズ
昨年のシングル配信曲
パワプロ25周年記念 モバイルゲーム『実況パワフルプロ野球』 タイアップソング
こちらもTHE・巨匠なストレート背中押し系ソング
「Oh! En! Ka!」のような、聴くタイプの栄養ドリンク
昨年リリースされたのもあり、既に何度かライブで聴いているが…
早くみんなで「ウォーーオォオーーー」言いたい。。。
3.大脱走
こちらも20日にMVが先行発表された曲
実はサビのみのトレーラー時点では武正曲だと予想していた(同様の予想者が数名はいた模様)
しかしフルで聴くと紛いもなく義勝曲
特にAメロ?の”ダンダダダダン”みたいな、、スタッカート?三連符?(感覚でしか、真面目に音楽を勉強してこなかったのでうまく説明できずにすみません…)
ここがKEYTALKというよりも、義勝くんが過去に他アーティストに提供した曲(代表でいえばエビ中「MISSION SURVIVER」)を彷彿とさせる
あと正にこの部分の巨匠のボーカルがエロいい。エロいエロいよエロすぎる
MVのスーツもエロ((ry
このMVのメイキングも実に面白いので、興味がある方は是非観てほしい
もう大雑草にしか聴こえにゃい
4.ラグエモーション
トレーラーの時点で義勝曲だと予想した通りだったが…
フルで聴くとより一層、どこを切っても義勝曲。首藤義勝の金太郎飴
序盤から「FREEDOM」「boys&girls」が匂ってくる、ゆるふわ義勝曲
5.FACTION
巨匠ソロ曲
これはサビのみ時点ではオリメンどちらかだと予想していた
巨匠曲といえばストレート!J-POPっぽい!みたいなイメージが強いが
これは「サイクル」「旋律の迷宮」といったちょっとトリッキー?ミステリアス?寄りの曲
この曲の演奏がすごく初期っぽいというかバン〇パにインスパイアされまくってた頃のような、シンプルなギターロックって感じでかっこいい
武ちゃんのSGがいい”泣き”を聴かせてくれる
6.流線ノスタルジック
昨年のシングル配信曲
義勝くんらしい「ASTRO」のような疾走爽やかソング
彼らと言えば掛け合うツインボーカルが特徴的だが、この曲は珍しく1コーラスと2コーラスでボーカルを分けているという新たな試み?があるようで
2人のボーカルの違いがより分かりやすく感じられて興味深い
7.もういっちょ
発売日前日にMVが先行発表された曲
初期のような楽曲自体も去ることながら
インディーズ時代から彼らの作品を手掛けていた小嶋貴之監督のMV
この『現代にあえて不自然なCG』の映像に歓喜する古参ファン
サウンドは懐かしくも決して古さを感じさせないのは
彼らが常に進化し続けるからに他ならないだろう
8.不死鳥
サビのみ時点でなんとなくオリメンどっちかだと思っていた曲
義勝曲でいうと「F.A.T」に近いような
彼らの代表的と言われる4つ打ちダンスロックではなく縦ノリ?ギターロック
義勝くんのファルセットと、2人のボーカルのハーモニーがとてもキレイ
9.Orion
昨年のシングル配信曲
既に何度かライブで聴いている、実に巨匠らしくて心温まるミディアムナンバー
今回CD音源になって初めて車の中で聴き、初めてわりと本気で一緒に歌ってみた時…
ちょっと想定外にサビのキーが高くてビビった
そりゃライブで義勝くんが危うくひっくり返りかけてるのも無理はない
10.あなたは十六夜
義勝くんソロ曲
この、アルバムに1曲入ってたりなかったりする「ミルクティーは恋の味」「雨宿り」のような
かわいらしい義勝くんのバラード?が大好きだ
前作「DON’T STOP THE MUSIC」(通称「どんたった」)も良い作品だったが
「なんでキューティ義勝がおらんねん!」と、ちょっと泣いた
11.愛文
発売1週間前にMVが先行発表された曲
(まさかの2連)義勝くんソロ曲
曲にマッチしすぎるかわいらしく爽やかなMV
これもキューティ義勝要素がありながら「Spring Sparkle」「Siesta」のようなポップ要素も強く感じるのは
武ちゃんの歌うギターの主張が強いせいだろうか
雨が舞台になっているのに、うきうきしてしまいそうな曲
2Aのベースもかなり踊っているような…歌いながらこんなベースライン、、正気か?
是非ともツアーで聴きたい
Siestaや雨宿りもだけど曲は爽やかなのに歌詞がちょっとやらしい気がするのは気のせいか?
12.照れ隠し
13日にMVが先行発表された曲
巨匠ソロ曲
従来とは異なる様相で密かにメンバーが出演しているMV
アルバムのラストを飾るに相応しい、THE・巨匠の至高のラブソング
対象者が見えまくる素晴らしいラブソング
もうあのお二方が脳裏にチラつきなしには聴けない曲
のっぴきならない事情で福岡には行けませんが熊本楽しみにしております。
まとめ?
今作は初回限定盤A、B(共に内容の異なるDVD付)、通常版(CDのみ)の3形態でリリースされている
私はどちらのDVDも観たいが故に初回盤を2枚購入
Aは全編前回のツアーのダイジェスト映像で
ライブでのかっこいい演奏をする彼らが全面に押し出された内容となっており
「今回のアルバムめっちゃいいと思ったけど、やっぱりどんたったもよかったな…とりあえずKEYTALK最高」
Bはコロナ禍になってから行われた2回の配信ライブのダイジェストと
「KEYTALK TV番外編」と称したメンバーの30代なのに異様にわちゃわちゃした楽しそうなキャンプの模様などが、かなりのヴォリュームで収録されている
メジャー1枚目のアルバム「OVERTONE」以降、全員で作詞作曲した楽曲が収録されていたので、ボーカル2人の曲のみだったのがちょっと意外だったが
今回のアルバムは正に『原点回帰』であり、これぞKEYTALK!なサウンドが多様ながらも凝縮されていて
最近聴いてない懐古厨リスナーにも、逆に最近しか聴いてない新参リスナーにもお薦め、もとい、オヌヌメしたい1枚だ。
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